最近読んだ本で、ロジャー・ハートの「参加のはしご」というものがありました。
子どもが学校や地域の取り組みに参加する段階を、市民社会の形成とあわせて考えています。
難しい話しは置いといて、次のようなステップが面白いな、と思いました。
1.操り参加
2.お飾り参加
3.形だけの参加
4.子どもは仕事を割り当てられるが、情報は与えられている
5.子どもが大人から意見を求められ、情報を与えられる
6.大人がしかけ、子どもと一緒に決定する
7.子どもが主体的に取り掛かり、子どもが指揮する
8.子どもが主体的に取り掛かり、大人と一緒に決定する
このうち、1から3は「非参加」と位置づけられています。
「大人」がどれだけ口出しするか、アイディアを出すか、手伝うか、の距離感は「微妙」です。一方で、あまり干渉しないのも「何もしてくれない」とないと感じられてしまうこともあると思います。お互いを信頼しながら、参加のはしごを登っていけるといいですね。今は、どのあたりにいるかなぁ。
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