今日は、芝谷中学校の公開授業に行ってきました。
パナソニック財団から指定を受け、ICTを導入した授業づくりをされています。
まずびっくりしたのが、みんなで参観者を出迎えようとしていた姿勢で、
受付ではスリッパの履き替えで混雑しないように靴にかぶせるだけでいい袋が用意されていて、
研究討議の最後には、寒い中、お見送りに立ってくれる方がいて、
全員で今日という日に参加されているんだなぁ、と思いました。
授業は冒頭から引き付けられました。
中学2年生の社会の授業です。キーワードは富国強兵、殖産興業。
みなさんは関心ありますか?
あまりないんじゃないかなと思います。
そこで、電子黒板が活用されるわけですが、、、、。
この使い方が絶妙。ネタはばらしませんが、先生がたのチームワークが生かされていました。
「なぜカレーが食べられるようになった?」
「どうして鉄道の敷設を急いだんだろう?」
生徒は個人で考え、ペアで発表し、自分の考えを練っていきます。
そこで、ipadの登場です。
「芝谷新聞」と書かれた、明治時代の出来事が書かれたプリントに、
自分で考えた答えを書いていきますが、それをipadで写し、電子黒板で共有していきます。
時間ぴったり50分。先生たちのチームワーク、生徒との関係づくり、ICTを使った授業づくりへのチャレンジ。この一年で、ますます元気になっている芝谷中学校でした。